アンゾフの成長マトリックス

 

アンゾフの成長マトリックスとは?

イゴール・アンゾフが提唱した企業の製品戦略であり、市場と製品群により分類します。

 

アンゾフの成長マトリックス

 

市場、製品が既存もしくは新規であるかで戦略を分類します。

 

@市場浸透戦略
既存事業において、そのマーケットシェアを上げる戦略です。

 

・実際に、広告投入して自社ブランド力を向上させる
・商品をディスカウントする
・アフターサービスに力を入れる

 

具体的には、上記のような施策を通して、新規顧客獲得、既存顧客のリピートを狙っていきます。

 

A製品開発戦略
既存製品とは異なる製品を扱うことで売上を伸ばす戦略です。

 

あくまでもターゲットにする市場は同じであるため、既存製品と関連するもの、補完するものなど既存ユーザーの利便性向上に着眼することが重要となります。

 

例えば、食品メーカーが飲料水を提供したり、本を売る通販会社が雑貨も取り扱いを広げたりなど挙げられます。

 

B市場開発戦略
新規市場に既存製品を投入して、新規顧客を開拓する戦略です。

 

例えば、日本で販売していた製品を東南アジアで販売する、高齢者向けの商品を若者にも展開するなどが挙げられます。

 

当然、国や年齢によるニーズの違いは存在するため、製品構成は変えない形で、新しいマーケットに合わせたカスタマイズを考える必要があります。

 

C多角化戦略
新しい市場に新しい製品を投入する戦略です。マーケットへの知見もなく、製品ノウハウもない中で行わなければならないため、非常にリスクの高い戦略と考えられます。

 

多角化については、さらに細かい分類が提唱されているので、以下で詳しく見ていきます。

多角化戦略の分類

多角化戦略には、@水平型A垂直型B集中型C集成型の4つの分類があると考えられています。

 

それぞれの特徴は以下となります。

 

@水平型多角化
既存市場に近いマーケットへの多角化です。バイクから自動車への多角化やパソコンからタブレット端末への多角化などが挙げられます。

 

A垂直型多角化
商流の上流もしくは下流への多角化です。外食産業が農業への多角化や部品メーカーの完成品への多角化などが挙げられます。

 

B集中型多角化
既存製品に近い製品での多角化です。@と被るところもありますが製品に着眼しているところが違いです。化粧品メーカーが自社技術を軸にバイオ事業を手掛けるなどが挙げられます。

 

C集成型多角化
既存事業とは全く関係のない多角化です。電機メーカーが銀行事業を展開する、アパレルメーカーが食料品を取り扱うなどが挙げられます。
近年、集成型は悪い例として否定的な意見が多かったですが、M&Aによる多角化もメジャーになってきており、手段の一つとして受け入れられています。

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