ディズニーの経営戦略

 

ディズニーのビジネスモデル分類

ポーターの3つの基本戦略
・差別化戦略

 

アンゾフの成長マトリックス
・製品開発戦略
・多角化戦略

 

デルタモデル
・カスタマー・ソリューション
・システム・ロックイン

ディズニーのビジネスモデル分析

@差別化戦略
ディズニーの最初は、かの有名なウォルト・ディズニーと作画の天才アイワークス、才能溢れる2人により生み出された「ミッキーマウス」の人気が爆発したことに始まります。

 

ただ、天才達がいなくなった今もディズニーはヒット作品を生み出し続けて、持続的に成長しています。

 

これはの人気スタジオを定期的に買収して(2006年ピクサー、2012年ルーカスフィルムなど)、常に最先端技術を自社に取り入れて映画、アニメ制作することでユーザーに新しい価値を提供し続けているからと言えます。

 

「ミッキーマウス、トイ・ストーリー、スターウォーズ」など有力ブランドを保有し、最先端の映像技術を駆使することにより、提供されるサービスは他社との差別化に成功しています。

 

A製品開発戦略
ディズニーは、自社のブランド力を使って収益を最大化する戦略を得意としています。

 

具体的に、本業の映画、アニメ制作と合わせてグッズや音楽CDなどを販売することで、付加価値を増やしていきます。また、御菓子やゲームなどへの版権ビジネスも展開しています。

 

一つのヒット作が出ると、対象マーケットへ次々とグッズなどの新製品を投入し、収益を膨らませていきます。

 

知的財産権を使ったビジネスモデルとしては、現代では王道となる手法を作り上げた会社です。

 

B多角化戦略、カスタマーソリューション、システムロックイン
ディズニーの最大の特徴と言えるのが、「ディズニーランド」の運営と言えます。

 

すでに大手企業となっていたとはいえ、アニメ制作会社がレジャー施設の運営へと多角化していったことは、当時の業界に衝撃を与えました。

 

ただ、これは「家族で楽しめる空間」を求めていた当時の顧客ニーズに合致していた戦略でした。

 

さらに、ディズニーのブランドイメージを上手く再現していること、季節に合わせたパレードや新しくなるアトラクションやヒット作とのタイアップなど新たな価値提供し続けています。

 

カスタマー・ソリューションへのこだわりが、他のテーマパークと比べても圧倒的な競争優位性を築いている要因です。

 

また、今ではブランド力、資金力、運営ノウハウなど参入障壁が大きく、システム・ロックインに移行したと言えます。

総評

ディズニーの最初の急成長は経営戦略というよりも、創業者であるウォルト・ディズニーを始めとしたスタッフの才能による部分が大きかったと言えます。

 

ただ、そこからの持続的な成長には、経営戦略に基づいた確かなビジネスモデルがあることが見えてきました。

 

・既存ブランドの強化とM&Aを駆使した新規ブランドの取り込みで商品ラインナップに幅を持たせた点
・そのブランド力を使った版権ビジネスの展開

 

この流れは、今では多くの企業が模倣している手法となります。

 

また、ディズニーはテーマパークの運営を通して、自社ブランドの価値をさらに高めているという点も特筆すべきです。テーマパーク運営は前述の版権ビジネスと違い、簡単に真似できないものの、ブランド力強化という一貫した戦略をテーマパーク運営にも適用した事例は参考にすべき視点と言えます。

 

カスタマー・ソリューションからシステムロックインへと移行した例としても参考になり、ディズニーの経営戦略から学べる点は非常に多いです。

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