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任天堂の経営戦略
任天堂の経営戦略

 

任天堂のビジネスモデル分類

ポーターの3つの基本戦略
・差別化戦略

 

アンゾフの成長マトリックス
・市場浸透戦略
・市場開発戦略

 

デルタモデル
・ベスト・プロダクト

任天堂のビジネスモデル分析

@差別化戦略、市場浸透戦略、ベスト・プロダクト
任天堂はゲーム業界の巨人として君臨しています。その背景には、ゲームのブランディングと新しい付加価値の創造が非常に上手いことが挙げられます。

 

マリオ、ゼルダ、ピカチュウ、ドンキーコング、カービィなど数々のキャラクターが任天堂のゲームを通して生まれています。

 

こうした人気キャラクターを最大限活かしてシリーズ化したり、タイアップして共演させるなどユーザーを飽きさせない工夫は各キャラクターのブランド力をさらに高め、任天堂の事業を支えてきました。

 

また、ファミコンやゲームボーイなどの据置型、携帯型ゲーム機で業界を席巻した後も、多人数型ゲーム機「NINTENDO64」、タッチパネル式ゲーム機「ニンテンドウDS」など新しい発想で付加価値を加えた商品を投入し、他社の模倣による追随を許しませんでした。

 

任天堂のようなリーダーのポジションになるとコストや技術力での勝負になりがちですが、常に新しい付加価値を提供して差別化する戦略を貫いていた点は特徴的です。

 

このように圧倒的な競争優位性を持っていた任天堂は、ゲーム業界で最も長く繁栄している企業となっています。

 

A市場開発戦略
任天堂の戦略として語られるのが「Wii」の投入です。

 

当時、プレイステーションやXboxといった高性能ゲーム機に任天堂は追随することができず劣勢に立たされていました。

 

その状況を打破するべく投入されたのが「ニンテンドウWii」です。ただ、このゲーム機は既存の高性能ゲーム機には足元にも及ばないスペックでした。

 

このWiiは新しいユーザーを開拓したゲーム機という意味で非常に評価すべきと言えます。

 

当時のゲーム業界はグラフィックや動作性などいかに高性能であるかを競う市場になっていました。任天堂はその市場で戦うのではなく主婦や高齢者など従来ゲームとは無縁であった層を開拓するゲーム機を投入しました。

 

この狙いがハマり、他のゲーム機メーカーに差をつけ、大きな利益を生み出すこととなりました。

 

総評

現在では任天堂が新しい市場を開拓していった戦略は、ブルーオーシャン戦略と呼ばれマーケティングのお手本とされています。

 

・高スペックを追求していった電化製品、使わない機能盛りだくさんの携帯電話などスペック競争になって、利潤の低下を招くケース
・牛丼のようなファストフードで値下げ合戦が激化してしているケース

 

コストにせよ、差別化にせよ、競争が激化すると、企業の利幅は減っていってしまいます。それならば、競争はやめて新しい市場を創出しようというのが、ブルーオーシャン戦略です。

 

言うのは簡単ですが、実践しようとすれば難しくてリスクがある戦略です。それでも、そういったイノベーションがなければ長く生き残るのは難しくなってしまうでしょう。

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